思ったよりもビザの取得は難しい
いったいどんな方法で移住ってできるんだろうか?
そもそもアメリカには留学や就業経験もあり、ビザ取得、ましてや永住権取得の難しさは理解していました。
調べてみるとアメリカに移住するためのビザ取得の方法はいくつかあります。
1.アメリカ人との結婚
2.永住権の抽選に応募
3.自己の才能および能力による申請
4.米国の雇用先(スポンサー)のサポート
5.米国への投資による申請
アメリカ人と結婚。家族あるのでこれは却下。
永住権の抽選応募。おぉ。これはいけそうだと思い、とりあえず応募してみたものの、これまで抽選で当たった最大のものは、数十年前に近所のスーパーの年末大抽選会の扇風機。なんで年末の寒いときに扇風機だよ!と思いつつも大喜びしたのが最後。永住権なんか当たるわけなし。却下。と思っていたら本当に落選。
自己の才能。。これノーベル賞並みの頭とか、オリンピック選手並な足とか、そういうのが対象です。芸すらない私は迷わず却下。
米国の雇用先のサポート。調べてみるとやはり現地採用は、ビザなり永住権なり持っていれば別ですが、相当必要とされている人なら別として、ビザの面倒まで見てくれる企業は少ないようです。却下。
米国への投資。
少し調べてみますと、
これはEB-5とよばれるもので、米移民局が指定した地域センター(Regional Center)内の新しい事業あるいは経営困難に陥っている事業に50万ドル以上の投資を行い間接的に雇用を創出する。その投資は「新しい会社」あるいは「経営困難となっている会社」に行なわなければならない。 (その事業から収益を得ても良い。) (出所:ALBIS JAPAN)
となっています。
掘り下げて調べてみると、これは時限立法。期限を逃すと、もうこういった取得の仕方は不可能なんだろうな。日本人に大人気のオーストラリアなどは投資額を引き上げ続けていて、永住権の取得はどんどん難しくなっています。アメリカは、今のところ期限は2015年9月の模様。(延長の可能性はあるようです)
実績のあるプロジェクトを持つ会社がいくつかあり、そこを通じて投資を行うことで、もちろんリスクはあるが何年かの投資期間を経て回収は出来る。問題は、やはり投資なので、元金の目減りする可能性のある金額が米国永住権取得のための必要経費、と割り切れるくらいの数字かどうか、そこまでして永住権を取得する価値が本当にあるのか。。
子供の大学のこと、あと10年程度の仕事、その後の老後の生活のこと、生きる土地や暮らし方。。いろいろと考えます。